<img height="1" width="1" style="display:none" src="https://www.facebook.com/tr?id=139163818022217&amp;ev=PageView&amp;noscript=1"> <img height="1" width="1" style="display:none" src="https://www.facebook.com/tr?id=271598307802760&amp;ev=PageView&amp;noscript=1">

お客様事例|ポノス株式会社

会社の成長に伴いセキュリティが課題に。より安全なプラットフォームを求め、従来型のクラウドストレージからからコンテンツマネジメント・プラットフォームBoxに移行


1990年に創業したポノス株式会社は、ヒットゲーム「にゃんこ大戦争」をきっかけに急成長している総合エンターテインメント企業だ。もともとは工場ラインの画像処理技術の開発をしていたが、その優れたテクノロジーを生かすためにエンターテインメント業界に進出。スーパーファミコン、プレイステーション、フィーチャーフォン、そしてスマートフォンと、時代とともに変わるハードウェアの変化に対応して、生き残り、成長してきた。数年前まで20人程度だった従業員も現在は100人を超え、さらに成長を続けるなかで問題になったのが、情報セキュリティとガバナンスであった。

会社の成長を支える新しいツールが必要になる

情報漏えい対策、情報資産へのアクセス権限とそのアカウント管理、そして、従業員に対する情報セキュリティ教育は、企業が持つIT課題として比較的よく聞く問題だ。特に中小規模の企業は成長を目指し事業推進に予算をかけるため、IT予算に制限がある場合が多く、どの企業もこれらの問題に頭を悩ませている。クラウドストレージはこの課題に対する回答の1つで、クラウド上のストレージでデータを一元管理することが可能で、かつクラウドベンダーが提供するセキュリティシステムを利用でき、その機能が保障される。ただ、企業が急成長し始めると、従業員数の増加に伴い、クラウドベンダーが提供するセキュリティシステムの範囲と企業側の要求が合わなくなり、よりセキュリティを重視したソリューションでなければ運用に行き詰まるようになる。

ここ数年で急成長を遂げたポノスも同様の経験をした。つまり、社内情報やゲームコンテンツの管理が当時使っていたクラウドストレージでは困難になったのだ。「ゲーム会社にとってデータそのものがIP(Intellectual  Property:知的資産)なので、データのアクセス履歴を把握しておく必要がある一方、人数が増えたことで、その管理が難しくなりました。また、ポノスには様々な国籍のメンバーがいるため、それぞれのセキュリティに対する意識や社内情報に対する認識にばらつきがあり、データの扱い方や要求が異なります。そこを新しいツールで解決する必要がありました」、と語るのは、ポノス株式会社管理部の高雄氏である。

ポノスではいち早くクラウドストレージを導入し、社員のニーズに応えてきた。ところが、そのクラウドストレージはもともとコンシューマー向けのサービスであったため、企業向けのセキュリティやIT管理者向けの機能に劣っており、成長に伴いポノスが直面していた情報セキュリティとガバナンスに関する課題を解決するには不安があった。

「従来までは社内のデータを他社サービスで管理していましたが、ユーザー数と管理するデータ・ファイルの増加に伴い、セキュリティに懸念が出てきました。具体的には、ファイルやフォルダのアクセス権・共有権の設定や情報が漏洩した場合に対策を打つためのアクセス履歴の把握が心もとなかった。そこで別のツールが必要となった。弊社の役員が以前在籍していた会社でBoxを使っており、その堅牢なセキュリティを高く評価していた為、彼の勧めでBoxを検討しはじめたところ、必要としていた機能を備えていたため、実際に導入してみようという話になりました。」と同社情報セキュリティ担当者の采女氏は語る。

企業の資産はBoxで守る

クラウドを使用する場合、クラウド内ではある程度のセキュリティが保証されるが、クラウドからデータが出た場合に情報が足りず経緯がつかめないことが欠点としてある。Boxはローカルにデータを落とすことなく、クラウド上で閲覧や編集、共有を完結させるための機能が豊富でクラウド上からデータが出る機会が少ない。加えて、Boxからデータが出た場合は、アクセス履歴がアクセス権限単位・アクセス方法単位で管理されており、状況を把握しやすい。コンフィデンシャルな情報に対して電子透かしを入れ、流出元を特定する機能もある。

「ゲーム会社の資産であり、商品でもあるデザイン・コード・企画書、そしてゲームデータそのもの、それら全てを守るために堅牢なセキュリティを持つツールが必要でした。Boxの良いところはファイルやフォルダに対してきめ細かなアクセス権限設定ができること、いつ、誰が、どのような形でファイルやフォルダにアクセス・ダウンロードしたか、すぐにわかるようログが取得できること、そしてプレビュー機能が充実していてデータを毎回ダウンロードする必要がないところです。他社のサービスは基本的にクラウドとデスクトップを同期、つまり、データをローカルにダウンロードしなければ作業がしづらい。その点、Boxは充実したプレビュー機能のおかげで、クラウドから直接データを確認、編集することができます。」と高雄氏は続ける。

「我々のようなゲーム会社は、常に様々な外部の協力会社と仕事をしています。そのため、Boxのきめ細かいログ機能が便利です。協力会社のいつ、誰が、どのファイルにアクセスしたか全てわかりますから、万が一データが流失してしまってもトラッキングができるのは非常に安心感がありますね。」と采女氏は語る。

ポノスではBoxをOffice 365と連携して使っている。さらに今後はAdobeとの連携に関しても期待している。また、Boxと連携する様々な日本企業のアプリケーションによって、使い方はさらに広がる。企業で導入する場合、単なるクラウドストレージではやがて限界をむかえることが予想される。今後ポノスの更なる成長を支えるビジネス基盤として、Boxが果たす役割は益々重要になっていく。

ポノス株式会社

所在地:京都府京都市下京区立売東町12-1 日土地京都四条通ビル
URL:http://www.ponos.jp

「求められるモノは創らない、求められる以上を創りだす」ことをスローガンに、「人の心を無にするコンテンツをつくりだす」ことを目標としてエンターテインメントの可能性を追求する。

1990年の創業以来、ゲーム開発事業を主力事業に据え、現在はスマートフォン向けゲーム開発に注力している。
ゲーム 開 発 にお いては 、自 社で 企 画・開 発 するコンテン ツを、日 本 の みならず 世 界 中 の人々に 届 ける べく、世 界 各 国 のAppStore、GooglePlay等のアプリマーケットに配信しており、主力タイトル「にゃんこ大戦争」は世界で2400万ダウンロードを記録。

今後も世界中の人々にポノスのコンテンツを届けるために、エンターテインメント企業として挑戦し続ける。

お客様事例のダウンロードはこちら