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創業127年あずきバーの井村屋 Boxユースケース Next Stage【井村屋グループ様 発表事例】

創業127年あずきバーの井村屋 Boxユースケース Next Stage
【井村屋グループ様 発表事例】


 

当社は三重県津市に本社を置く食品メーカーです。あずきバーを代表とする冷菓事業を始め、菓子事業、食品事業、点心・デリ事業、デイリーチルド事業、スイーツ事業、お酒や調味料など様々な分野で、様々な温度帯の商品を取り扱っています。当社は2017年にBoxを導入しました。また今年度は新長期経営計画に合わせてデジタル戦略のロードマップを発表し、DX推進に取り組んでいます。これまでに取り組んできたBox活用のユースケースを中心にご紹介します。

創業127年あずきバーの井村屋 Boxユースケース Next Stage【井村屋グループ様 発表事例】

井村屋グループ株式会社 デジタル戦略室 課⻑ ⼭崎 光⼀⽒

信頼性、グローバル対応、連携ソリューションを評価

Boxを導入したきっかけは、2016年社長からメールの添付ファイルの暗号化について聞かれたことです。当時ルール化しておらず、暗号化システムの検討を始めました。課題を解決できる製品が見つからない中、クラウドサービスで新しいことができるのではないかと考え、オンラインストレージの検討を開始しました。多くのサービスを比較検討している時に、Boxの営業担当者が本社を訪問して非常に熱いプレゼンをされ、その自信の背景を知りたくなりました。検討する中で、「多くの企業が採用し、信頼性が高い」「グローバル対応」「連携ソリューションが豊富」という3つのポイントに魅力を感じ、2017年に採用しました。

多彩な機能を活用して生まれた多くのユースケース

導入当初のユースケースの一部をご紹介します。

伝統と技術を次世代に継承するため、多くの視覚情報を蓄積し、全社共通のプラットフォームとなっています。タッチモニタやモバイルデバイスとの相性も良く、受け入れ時の動画再生や工場内におけるQRコード化されたマニュアルの活用など便利に使っています。社内託児所でお子さまの様子を見てもらえるようになり、社員満足向上にも役立っています。

多彩な機能を活用して生まれた多くのユースケース 01

最近は高度なセキュリティを実現するBox Shieldや生成AIを利用できるBox AIの活用を進めるなど、多彩な機能を使いこなせるよう日々務めています。今年開催したイベント「イムラフォトコンテスト」では、自動化を支援するBox Relayで情報を収集し、結果の公開にはコンテンツポータルBox Hubsを使用しました。コンテンツの魅力を伝えられる良い活動ができました。

多彩な機能を活用して生まれた多くのユースケース 02

全社的に推進する3つのユースケース

次に特に会社として重視しているユースケースを3つご紹介します。

  • 外部コラボレーションによる生産性向上
    これまでFAXやメールで行っていた協力工場とのやり取りをBoxに移行しました。どちらかが登録・編集すればよく、自動通知もされるのでムダがなくなりました。今後受領や承認行為については、電子サインが可能なBox Signの利用を考えています。

Zoomとの連携も進めています。例えばチャットとBoxを組み合わせることで、メールでのやり取りに比べ対応時間が半分以下になりました。

全社的に推進する3つのユースケース 01

  • 電子帳簿保存法への対応
    請求書や契約書の入力作業を効率化するため、Boxにデータをアップロードするシステム「Box interface app」を作成しました。データを「Box interface app」にドラッグ&ドロップするとGoogle Vision APIで、文字をすべてテキスト化。手入力の手間を大幅に削減した上で、メタデータを付与した形でBoxにデータを保存できます。これに加えリスクの低減とコンプライアンスの維持を可能にするBox Governanceやメタデータ検索機能も利用して、電子帳簿保存法の要件である真実性や可視性を確保しました。請求書など同じレイアウトで届く書類のため、2回目以降はすべての項目が自動セットされる機能も装備しました。現在RPAを使った自動化によって、登録作業自体をなくそうとしています。
    全社的に推進する3つのユースケース 02
  • BIツールとの連携活用
    従来データ分析を行うためには、各システムに見に行く必要がある、システムが異なるとデータをまとめて見られないといった問題がありました。そこで、新たなBIツール、KARUWAZA Webを導入し、業務情報を保持するkintoneと連携して必要なデータを集計できるようにしました。定期的にレポートを自動出力する機能とBox連携機能を備えており、レポートが出力されるとBox Relayにより自動で通知や承認依頼を実行できます。

例えば毎日拠点ごとに10~15分かかっていた日々の受注・売上確認作業を、KARUWAZA WebとBoxを活用することで自動化できました。営業担当者は、慣れたBoxなので抵抗感なく便利に使っています。今後このようなユースケースを増やし、Boxを通じてデータを元にしたコミュニケーションを活発にしていきます。

全社的に推進する3つのユースケース 03

Boxだからこそ得られた効果

Boxを利用したことで、ファイルサーバーでは実現できなかった様々な効果を得ることができました。

信頼がおけるBoxには、全社員が様々なデータを保存しており、従来4TBだったデータが50TBを超えています。外部とのコラボレーションは、約90社、200名になり、さらに増やしていきます。システム連携のハードルが大きく下がったことで、約10サービスと連携しました。その他、生産性向上、セキュリティ、人材育成の面で効果が現れています。振り返ると、ファイルサーバーへのリプレースでは実現できなかった効果がたくさんあったと感じています。

Boxだからこそ得られた効果

これからも当社のパーパスである「おいしい!の笑顔をつくる」を目指して、DX実現に向け進化を続けていきます。

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本事例の参考資料

創業127年あずきバーの井村屋 Boxユースケース Next Stage【井村屋グループ様 発表事例】

井村屋グループ株式会社

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