プレスリリース
2020年8月3日
株式会社Box Japan
Box Japan、教育機関向けに「Box Enterpriseエディション」を
アカデミック価格で提供
~大学から保育園・幼稚園、小中高を含む教育機関を対象に、必要とされるあらゆるドキュメント管理をよりシンプルかつセキュアに活用する事で、オンライン授業やGIGAスクール構想を強力にサポート~
クラウド・コンテンツ・マネジメントをリードするBox, Inc.の日本法人である株式会社Box Japan(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:古市克典、以下Box Japan)は本日、日本の教育機関向けにBoxのEnterpriseエディションをアカデミック価格で提供を開始したことを発表します。
新型コロナウイルス感染拡大により、全国の本来学校に通い授業を受ける児童や生徒、学生および、教育機関関係者が自宅待機を余儀なくされ、一部、オンライン授業などが進んだ学校がある一方、オンライン教育を行うことが難しい学校も存在しています。そのため、教育現場では家庭と学校だけではなく、教育関係者間も含め、さらなるデジタル化が必要不可欠となっています。昨今、政府が提唱するGIGAスクール構想もあり、日常的にICTを活用できるオンライン教育がニューノーマルの時代に求められています。
Boxは今回アカデミック価格を設ける事で、教職員や学生がBoxを導入し、教育のオンライン化を行いやすくしてもらうと同時に、実際にBoxのサービスをご利用いただく事で、従来の学校間、先生間、学校と家庭間のコラボレーション、さらには個々の先生、学校、授業毎に別々に作成、活用し、サイロ化していた教材に代表される教育コンテンツの運用がよりシンプルになり、セキュリティも担保しやくなります。
提供スケジュールおよび購入条件
- 大学は契約開始日に関する定めはありません。
- 保育園、幼稚園から小、中、高等学校は2023年1月末までに利用開始契約が必要
- 大学および上記、その他の教育機関のライセンス数は1,000人以下の場合、適用外
- 教職員・生徒全員を対象とした全学導入が必要
- ストレージ制限などを含む各種サービスは通常の大学向けライセンスと同じ条件が適用
- 当ライセンスを含む、BoxのライセンスはBoxの販売代理店を通じて提供
- アカデミック価格に関しては、Boxの販売代理店にお問い合わせください
参考情報
このGIGAスクール構想を主体的に進めていくのは各学校や自治体に委ねられ、どのような端末を使用したりICT環境の整備を進めていくのかといった初歩的な問題からクラウド活用による使いやすい環境整備、セキュリティガイドラインの確認、そして全ての教職員および学校によるICT活用など、オンライン教育を実施する際の諸々の課題が浮き彫りになっています。
さらに、実際のコロナ過による状況下で新学習スタイルの導入が求められ、ICT教育を推し進める学校や教職員間においてもコンテンツ管理が複雑になり、使用するフォルダやファイルなどといった運用管理が難しい「分散運用」が生じてしまいます。
Boxではこれらの諸問題を解決し、クラウド型の「コンテンツ・マネジメント」を実現、学校および教職員、学生達の生産性を向上させる事で教育の質そのものを高めるサポートを行ってまいります。
Boxのサービスを導入するメリットは以下の通りとなります。
- 学校、授業、教員、ツール毎にサイロ化するコンテンツを統合
- アカウント毎の細やかなアクセス制御
- 組織としての運用ポリシーと管理
- 豊富なログ(7年以上の追跡・解析)
- 圧倒的に分かり易く使いやすいユーザインターフェース(UI/教員からのクレームやミスを防ぐ)
【図表】:ICT教育/業務の根本であるコンテンツ運用のシンプル化
尼崎市教育委員会における実例:
Boxの導入実績が既にある兵庫県尼崎市教育委員会では、2020年4月中旬より新型コロナ感染拡大に伴う休校期間中の学習支援の一環としてBoxの活用を開始しました。日本国内で新型コロナウイルス感染が拡大し、政府の突然の臨時休校要請が出され、全国の小中高校では生徒の自宅待機を余儀なくされました。
5月の大型連休明けの休校を継続する事が決まり、新年度の授業を在宅で始めるという決断を尼崎市は下し、ペーパーワークを補う教材として、「動画」を提供し始めクラウドストレージの導入を検討していた際に公共、教育部門の開拓に力を入れていたBoxを知るきっかけとなりました。
Boxは容量が無制限で、誰にでも分かり易く使いやすいユーザインターフェースが特徴です。
Box Japanは、ICTによるオンライン教育の導入や生産性を高めるサポートを行うことで、教育機関の「働き方改革」の支援をしています。
Boxについて
クラウド・コンテンツ・マネジメントプラットフォームをリードするBox (NYSE: BOX)は、ベスト・オブ・ブリード型アプローチで提供されるITスタックにより、企業のビジネスプロセス加速、業務におけるコラボレーション強化、さらに企業が保有する情報の保護を支援します。2005年に設立され、アストラゼネカ、ゼネラル・エレクトリック、JLL、Nationwideなどを含むグローバルをリードする企業を、また日本における7,000社以上の企業を支援しています。Boxは、カリフォルニア州レッドウッドに本社を置き、米国、ヨーロッパ、アジアに拠点を持っています。
Boxに関する詳細は、https://www.box.com/ja_JP/にてご覧ください。株式会社Box JapanはBox Inc.の日本法人です。