2020年7月21日、22日、Box Japanで初開催したユースケースコンテスト「Box Customer Award Japan 2020」。Boxを導入し、ビジネスで成果をあげた素晴らしい取り組みを実施した9社が登壇し、1社15分でプレゼンを行いました。
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本シリーズでは、各社のプレゼンテーションのサマリーとBox Japan伊藤からのコメントをご紹介します。今回は特別賞「殿堂入り」を受賞された井村屋グループ株式会社様です。
会社紹介・登壇者プロフィール
あずきバーや中華まんなどの有名商品を生産する総合食品メーカー井村屋グループ。伝統と技術の継承、そして、新しい働き方の構築に向けてあらゆる情報資産をプラットフォームであるBoxに集約し、活用を進めています。
2017年からBoxを導入してもうすぐ3年。至る所でBoxの活用ユースケースが出てきましたが、その中でも、新型コロナウイルスにおける一斉テレワークでのBoxの活躍、生産現場におけるペーパーレス化の取り組み、社員が喜んでもらえる環境作りについてご紹介します。
山崎 光一 氏
井村屋グループ株式会社
システム部 課長代理
三重県出身。2005年某メーカーでフィールドSEとして約8年。その後、製造業 社内SEとして情報インフラ全般を担当し、全社サーバーの仮想化やクラウド移行等を実施。2016年より井村屋グループ株式会社 システム部に入社。情報インフラ全般を担当。
生産現場におけるペーパーレス化の取り組み
工場内の事務所にて、以前は紙ベースで行っていた人の配置・管理を、Boxを活用したタッチモニタで実施。入退・健康チェックや掲示板の確認なども行っています。また製造現場でもトラブル対応時は、機器についているQRコードを読み取るとBoxアプリが起動し、取り扱い説明書を表示。緊急時に素早く対応可能です。
またBox Captureを活用し各部門とのコミュニケーションの強化や教育の伝承、不具合の記録と改善に勤めています。
社員満足に向けて社内託児所での活用
井村屋グループで働いている社員のお父さん、お母さんが少しでも安心して働いてもらえるようにする取り組みです。具体的には、Box Captureでお子様の写真を撮影し、LINE WORKSを使って親の個人LINEと連携し、その日の写真や動画を配信し、従業員満足を上げる施策の1つとして活用されています。
一斉テレワークでのBoxの活躍
新型コロナウイルスの影響で4月に全国の拠点が一律で在宅ワークになりました。それ以前はVPN依存・負荷によりシステムに支障が出たこともありましたが、4月以降は大半の社員がBoxに移行していたので問題なくファイルの受け渡しなどができました。
【Box からのコメント】
123年の伝統ある企業様ですが、常に新しいことにチャレンジしている姿勢には感銘を受けます。いろいろ興味深いお話がありましたが、複合機にQRコードにシールを貼る試みはBox Japanでも実践しています(QRコードを読み取ると複合機のマニュアルにアクセスできる)。共有リンクはBoxの便利な機能で、さらにQRコードとの連携を加えるとより強力な機能になるため、みなさんにもユースケースを参考に実践していただきたいと思います。
発表の動画、発表資料全編はこちら
井村屋グループ - 創業123年あずきバー井村屋がBoxを使い倒す! 360°ユースケース
記載されている数字や登壇者の肩書きは2020年07月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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