Boxは、あらゆるエンタープライズソフトウェアツールと緊密に統合できる単一のコンテンツプラットフォームの構築をビジョンとして掲げています。業務がどこで行われているか場所を問わず、コンテンツを一元化して管理できる環境を提供します。すべてのMicrosoftアプリケーションからBox内のコンテンツへアクセスを可能にするMicrosoft 365との統合は、私たちのビジョンを具現化するうえで大きな意味を持っています。この度Boxは、「Box for Microsoft Teams」の統合に関し、キーとなるアップデートを発表しました。社外を含む組織全体のコラボレーションおよびコンテンツ管理の便宜性をより高めるものです。
Box for Microsoft Teams
ゼロから再構築し、2020年3月にリリースした「Box for Microsoft Teams」では、Boxの主要機能をTeamsに組み込み、TeamsでのコミュニケーションにおいてもBox内のコンテンツへの直接のアクセスを可能にしています。つまりユーザーは、Teamsから直接Box内のファイルを作成、共有、編集できます。
今回発表した主な機能アップデートは、Box for Teamsの統合機能として提供を開始しています。概要は以下のとおりです。
- IT部門の選択肢を広げると同時に、よりシームレスなユーザーエクスペリエンスを実現するため、MicrosoftとBoxは、BoxをTeamsのコンテンツストレージとして既定設定する機能を開発し、両社のお客様に提供しました。これにより、IT部門が管理するストレージポリシーの適用が可能になり、ユーザーにとっては、ファイルのアップロード、共有、アクセスの操作がシンプルになりました。
- BoxはTeams内の個人用アプリともなり、Box for Teamsのユーザーは、チャネルやチャットで共有したファイルをはじめ、すべてのBoxのファイルにTeamsからアクセスできるようになりました。
- コンテンツカードのBoxのプレビューではサムネイルが大きくなり、インターフェースがよりわかりやすくなりました。また、プレビューからワンクリックでBoxファイルを直接開くこともできます。
- Boxの管理者が、組織内の全ユーザーにBox for Teamsの統合機能を自動インストールできるようになります。これにより、各ユーザーが自身で設定する必要がなくなり、導入が劇的に簡素化されます。また、組織のコンテンツ管理ポリシーをIT部門が設定できるようになります。
- BoxファイルのタブがTeamsのチャットに追加され、チャネルやチャットからBoxファイルに容易にアクセスできるようになります。
- Box for Teamsの統合機能がTeamsのメッセージ作成ウィンドウ下部のトレイにピン留めされ、Boxファイルのアップロードや共有がさらに容易になります。
Box for Teamsは、業界・業種を問わず、世界中のお客様に最も頻繁に利用されている統合機能の1つであり、刻々と変化する業務環境のニーズに応えるべく、今後も改善を続ける予定です。
Box for Teamsを利用するには、Microsoft AppSourceからアプリをダウンロードしてください。Box for Teamsの機能拡張について詳しくは、Boxのサポートページをご覧ください。
Box for Microsoft Office
「Box for Microsoft Office」では、オンライン、デスクトップ、モバイル版の各Officeアプリケーションでのファイル作成および、ファイルを介したコラボレーションが可能です。更新されたファイルはすべてBoxに保存されます。この統合機能は多くのお客様にご利用いただいており、お客様からのフィードバックに基づいて継続的な改善を行っています。
今年は、「Box for Microsoft Office」を拡充させ、デスクトップおよびモバイル版のOfficeアプリケーションを使用したリアルタイムの共同編集が可能になる見込みです。デスクトップかモバイルかを問わず、Microsoft Excel、Word、PowerPointのファイルを複数のユーザーがリアルタイムで同時に編集できるようになります。もちろん変更はすべてBoxのコンテンツクラウドに自動的に保存されます。
※このブログはBox, Inc公式ブログ(https://blog.box.com/)2022年1月26日付投稿の翻訳です。 著者:Box, Inc. 最高製品責任者 ディエゴ・デュガキン 原文リンク:https://blog.box.com/use-box-your-content-cloud-microsoft-teams
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