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BoxWorks Tokyo 2024 イベントレポート ~ Day2

 公開日:2024.07.09  更新日:2024.07.17

2024年6月25日〜26日の2日間にわたって開催された「BoxWorks Tokyo 2024」の2日目は、オンラインでの開催。Box Japan 代表取締役社長 古市克典によるキーノートと上席執行役員 プロダクトマネジメント部長 坂本真吾よるプロダクトキーノートから幕を開けました。また、日本DX大賞受賞者による「DX人材育成」に関するスペシャルセッション、「生成AIの現在と未来」に関する最先端ベンダーとの対談、そしてBox社員によるさまざまなBox活用のセッションも行われました。

BoxWorks Tokyo 2024 イベントレポート ~ Day2

Boxは「コンテンツプラットフォームの未来」をどんどん実現する

プロダクトキーノートに登壇したBox Japan 上席執行役員 プロダクトマネジメント部 部長 坂本真吾は、Box AIを含むBoxの製品戦略と今後ロードマップについて講演を行いました。

坂本は、昨今におけるコンテンツ管理の重要性と新世代のソリューションへの関心、そしてそれに伴う企業の課題について触れたあと、企業のコラボレーションを促進する「Box AI」に関して詳しく説明。お客様のAIニーズを満たすため、ユーザーが起こすアクションによって最適な生成AIをBox側で自動的に選択して活用できるようにすることがBoxの世界観であり、お客様がフルコントロールでき、お客様のデータを安全に担保し、お客様に対して透明性を維持するというBox AIのアーキテクチャと、お客様のコンテンツがどのようにBox AIと連携するかについて紹介し、Box AIが安心、安全に活用できる企業向けの生成AIであることを語りました。

そして、今回のBoxWorks Tokyo 2024で発表されたBoxの新機能「Box Hubs」、「Box Forms」、「Box Doc Gen」、ノーコードアプリビルダー「Crooze」を組み合わせて実現されるコンテンツ活用の未来像についても詳細な解説を行いました。

株式会社Box Japan 上席執行役員 プロダクトマネジメント部 部長 坂本真吾株式会社Box Japan 上席執行役員 プロダクトマネジメント部 部長 坂本真吾

日本DX大賞受賞者の対談:DX人材育成の現状と目指すべき方向

デジタル化が進む現代において、「DX人材育成」はすべての組織における共通かつ喫緊の課題です。本セッションでは、群馬県 知事戦略部 デジタルトランスフォーメーション推進監の岡田亜衣子氏、エン・ジャパン株式会社 HRメディア&テクノロジー採用支援事業部 DX推進グループ グループマネージャーの高橋淳也氏をお迎えして、「DX人材育成の現状と未来」について対談いただきました。

"日本最先端クラスのデジタル県"を目指す群馬県、そして非エンジニアのメンバーからDX人材の発掘と育成を行ったエン・ジャパン株式会社は、それぞれ「日本DX大賞2023」(主催:日本DX大賞実行委員会)を受賞。DX人材育成におけるインセンティブや人事評価制度のあり方、業務効率化にとどまらないDXの目的、新しいことに取り組むうえでの「失敗」の捉え方などについての考えや実体験、そして、しっかりとした目標を元にロードマップを描き、BPR(Business Process Re-engineering)をデザインすることの重要性について語っていただきました。

また、従業員が手軽に使えるBoxのようなノーコード・ローコードツールが、現場で人と掛け合わされることでトランスフォーメーションが生まれることについても言及いただき、DX人材育成において「自走する組織」を作るための「ツール」の大切さについて理解を深めることができました。

群馬県 知事戦略部 デジタルトランスフォーメーション推進監 岡田亜衣子氏群馬県 知事戦略部 デジタルトランスフォーメーション推進監 岡田亜衣子氏

エン・ジャパン株式会社 HRメディア&テクノロジー採用支援事業部 DX推進グループ グループマネージャー 高橋淳也氏エン・ジャパン株式会社 HRメディア&テクノロジー採用支援事業部 DX推進グループ グループマネージャー 高橋淳也氏

最先端ベンダーと語る!生成AIの現在と未来

現在、ビジネスにおいて大きな注目を集める「生成AI」と企業はどのように向き合っていけばいいのか。このセッションではBox Japan 上席執行役員 チャネル営業本部 本部長 兼 アライアンス・事業開発部 部長 安達徹也が、日本マイクロソフト株式会社様、日本電気株式会社様、ストックマーク株式会社様からゲストスピーカーをお招きし、「生成AIの現在と未来」について対談を行いました。

株式会社Box Japan 上級執行役員 「兼」のあとは半角スペース 部長 安達徹也株式会社Box Japan 上席執行役員 チャネル営業本部 本部長 兼 アライアンス・事業開発部 部長 安達徹也

「Microsoft x Box - AI深堀り対談」では、日本マイクロソフト株式会社 マイクロソフトテクノロジーセンター センター長の吉田雄哉氏が、現在の生成AIのマーケットトレンド、「Copilot」のコンセプトや戦略、最新情報に関して説明。また、生成AIの具体的なユースケースとして今後は「さまざまなシステム間との連携」が重要になってくること、またBoxをはじめとするパートナーシップを強化していくことなどを語っていただきました。生成AIのプロジェクトを行ううえでは「それぞれの生成AIの特徴や強みを理解して選定し、時間をかけずに素早くPoC(概念実証)をして実践し、変化に追随していくという進め方がポイントになってくる」と言います。

日本マイクロソフト株式会社 マイクロソフトテクノロジーセンター センター長 吉田雄哉氏日本マイクロソフト株式会社 マイクロソフトテクノロジーセンター センター長 吉田雄哉氏

日本電気株式会社プラットフォーム・テクノロジーサービス事業部門 テクノロジーサービスソフトウェア統括部 統括部長 吉川彰一氏には、お客様の経営課題や社会課題を解決するNECの新たな価値創造モデル「BluStellar」と同社の生成AIである「cotomi」について紹介いただくとともに、現在の生成AIの市場概況、NECにおける生成AIの活用や製品戦略などについてお話いただきました。また、企業における生成AIの活用事例として「汎用的タスクの実施」「独自文章検索」「コールセンター向け自動応答」といった3つの具体的事例に関してもご説明いただき、「エンタープライズデータを知識として活用するためには、生成AI自体がクリーンなデータで学習し、クリーンな回答が出せること」がお客様の課題解決につながる重要なポイントであることを語っていただきました。

日本電気株式会社 プラットフォーム・テクノロジーサービス事業部門 テクノロジーサービスソフトウェア統括部 統括部長 吉川彰一氏日本電気株式会社 プラットフォーム・テクノロジーサービス事業部門 テクノロジーサービスソフトウェア統括部 統括部長 吉川彰一氏

国産LLM開発のトップランナーであるストックマーク株式会社 代表取締役 CEOの林達氏は、日本のビジネス話題に強く、誤った回答に抑制を行うアプローチ(ハルシネーション抑止)を強化し、高速回答を行う同社のテキスト生成AI「Stockmark LLM」の特徴や戦略、日本における生成AIの利活用状況、具体的なユースケースについて解説いただきました。「多くの企業で生成AIが有効に使われていないという非常に"もったいない"状況を、Box社をはじめとするさまざまな企業とのパートナーシップを通して変えていき、ビジネスに意味をもたらしたい」と語りました。

ストックマーク株式会社 代表取締役 CEO 林達氏ストックマーク株式会社 代表取締役 CEO 林達氏

BoxとMicrosoft 365の連携と共存

Microsoft 365をご利用のユーザー様がなぜBoxを採用いただいたのか、BoxとMicrosoft 365にはどのような連携機能があるのかについて、Box Japan ソリューションエンジニアリング部 リードソリューションエンジニアの岡本ちづるが説明を行いました。

さまざまなアプリケーションとの連携性に優れ、容量無制限ですべてのコンテンツを一元管理できるBoxと、コミュニケーションやコラボレーションを軸に従業員とITに力を与えるソリューションを提供するMicrosoft 365は企業ITシステムの中でそれぞれ異なる役割を持ちます。そのため両者を組み併せて利用することが最大の効果を発揮するとし、岡本はBoxが用意するさまざまなMicrosoft製品との連携ソリューションについて紹介しました。

Box上におけるWord、PowerPoint、Excelの共同編集の方法や、OutlookでBox上のファイルを共有する方法、TeamsやSharePointとの連携、さらにはPower Automateを活用した自動化について実際のデモを交えて解説。また、Microsoft製品との連携強化に関して、2024年5月にリリースしたBox Connector for Microsoft Graphを利用したMicrosoft Copilotとの統合や、近日リリースが予定されている「Microsoft Teams会議の録画をBoxに保存」する機能なども紹介しました。

株式会社Box Japan ソリューションエンジニアリング部 リードソリューションエンジニア 岡本ちづる株式会社Box Japan ソリューションエンジニアリング部 リードソリューションエンジニア 岡本ちづる

Box とMicrosoftまるわかりガイド<br>~ハイブリッドワーク編~

Box とMicrosoftまるわかりガイド
~ハイブリッドワーク編~

BoxとMicrosoftを連携して活用すると、ストレスの無いコミュニケーションやコラボレーション、またハイブリッドワーク時代に気になるセキュリ ティ面でも、相乗的な効果を得ることができます。

無料の資料ダウンロードはこちら

Box Hubsでコンテンツをわかりやすく整理して公開!AIの新たな体験も!

Boxが5月よりベータ版の提供を開始した「Box Hubs」は、コンテンツの整理と公開をシンプルにするインテリジェントポータルです。Box Japan プロダクトローカリゼーションマネージャー兼リージョナルプロダクトマネージャーの寺本敬一は、「相手が理解しやすい形でコンテンツを整理できること」、そして「Box AIを用いることでBox Hubsに紐付けられている複数ファイルに横断的に質問ができること」というBox Hubsの革新的な魅力について説明を行いました。

また、Box Hubsのユースケースとして「営業」「マーケティング」「社内ルール」「製品リリース」における具体的な使い方とメリットをデモを交えて紹介し、作成者がいかに知識を必要とせず、コンテンツを整理・公開でき、かつ利用者がいかにコンテンツを探しやすくなるかを説明しました。

さらに、Box Hubsで利用できるBox AIの安全性について、Box AIが基本原則として「Box AIの利用をお客様がコントロールできること」「明示的な承認もなく、学習させないこと」などを明文化していることを紹介し、具体的にBox AIの処理の流れを詳しく解説。アクセス権があるファイルがクエリの対象となることや、質問と関連性の高いデータのみが抽出されること、LLMとの通信は暗号化されること、そして連携したデータが学習・保存されないことを示しました。

このように安全に使えるBox AIが組み込まれたBox Hubsの新しい体験をぜひ皆様も味わってみてください。

株式会社Box Japan プロダクトローカリゼーションマネージャー兼リージョナルプロダクトマネージャー 寺本敬一株式会社Box Japan プロダクトローカリゼーションマネージャー兼リージョナルプロダクトマネージャー 寺本敬一

わかる!Box Hubs

わかる!Box Hubs

Box Hubsは、直観的な”プレイリスト”です。公開するためにファイルをコピーしたり、移動する必要はありません。Box Hubsはノーコードで作成でき、Boxに保存されているコンテンツを簡単に追加して、公開できるので、IT 管理者がサポートする必要はありません。コンテンツは、Boxのエンタープライズグレードのセキュリティで保護されているため、安全に公開できます。

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Box on Box! ~Box社員はどうBoxを活用している?~ 資料作成・共有を効率化

Box社員のBox活用事例をご紹介する「Box on Box!」シリーズ。BoxWorks Tokyo 2024では、「資料作成・共有の効率化」「Box AI活用方法」「確認や承認作業の効率化」の3つのセッションを実施いたしました。そのうちの「資料作成・共有の効率化」をご紹介いたします。

「Boxはクラウドストレージサービスですか?」という質問の答えは何でしょうか? 答えはYesでもあり、Noでもあります。Boxは単なるクラウドの共有ファイルサーバではなく、コラボレーション基盤として活用できることをBox Japan カスタマーサクセス部 カスタマーサクセスマネージャーの山口恒平が説明しました。

たとえば、顧客や社外の方とのやりとりにおいて、Box Japanではお客様やパートナー様ごとに共有フォルダを作って資料を格納し、コンテンツ資料の作成からレビュー、共有リンクを活用した送付、Box Notesを使った「打ち合わせの進行」まで行っています。

また、ファイルの送付だけではなく、ファイルの受け取りに関しても活用。相手がBoxのユーザーでなくても安全にファイルを受け取れる「ファイルリクエスト」の機能は、顧客や社外とのやりとりだけではなく、Box Japanに入社するときの資料提出や、BoxWorksにおける企業様とのやりとりなどさまざまなシーンに利用されていることを説明しました。

株式会社Box Japan カスタマーサクセス部 カスタマーサクセスマネージャー 山口恒平株式会社Box Japan カスタマーサクセス部 カスタマーサクセスマネージャー 山口恒平

「資料作成・共有の効率化」「Box AI活用方法」「確認や承認作業の効率化」の3本を含め、Box社員のBox活用についてご紹介している「Box on Box!」は、こちらからご覧いただけます。

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